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2006年2月 1日 (水)

高齢者講習

70歳以上のドライバーを対象とした免許更新前の「高齢者講習」が実施され、数年が経ちます。
今日お越しいただいたお客様も、その講習会で視力低下を自覚されメガネを作りに見えたのですが、「こんな判定もらっちゃって」と差し出された記録紙には、明所での視力と暗所での視力が記されており、ビックリしました。

眼の網膜には明るいところで働く「錐(すい)状細胞体」と、暗いところで働く「桿(かん)状細胞」の2種類の視細胞があり、前者は光に対する感度が低い代わりに色を感知できます。後者は色の識別機能はあまりありませんが、等級の低い(暗い)星など単一の光子も感知できるほど感度が高くなっています。
このように私たちは2種類視細胞を使って物を視ているわけで、また当然、明所・暗所での視力は異なりますので、教習所での視力検査は理にかなっていると言えます。

今まで免許取得や更新の際の視力検査は、メガネを作る際の視力測定と比べ「精度が低いのでは?」と考えていましたが、改めねばなりません。

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    芸術性より記録を目的とした下手な写真ばかりですが、いつかはオプト家の家宝となることでしょう。

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