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2010年7月11日 (日)

動と静

日本人の嗜好として「わび・さび」がありますが
同時に「間」という物理的な感覚を大切にしています。
そして、その延長線上で「静と動の対峙」を好む傾向があります。

弓道では矢を放つまでの所作
剣道では一足一刀の間合いからの打突
野球ではピッチャーと打者の対決
そして、相撲では「待ったなし」まで繰り返される力士の「しきり」

しかし、今回の相撲界での不祥事により
名古屋場所ではNHKのライブ放送がなくなり
プロ野球ニュースのようにダイジェスト版のみの放送となりました。

立ち会いが省かれ、対戦のみが放送されていますが
力士がぶつかり合う姿が連続してテレビで放映されると
(外国人力士も多いことから)アメフトの試合を彷彿させ、興ざめしてしまいます。

やはり相撲は土俵入りから始まり
何度もしきりを重ね、力士の顔や体が気合いで赤く高揚した
その頂点でぶつかり合う瞬間が醍醐味であり魅力なんだと思います。

国技である相撲が一日も早くライブで見られるよう
関係者の努力に期待します。

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    芸術性より記録を目的とした下手な写真ばかりですが、いつかはオプト家の家宝となることでしょう。

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