汚れ浸透
夏は汗や湿気のせいで
補聴器の故障しやすい季節です。
「聞こえない」「音が小さい」「はっきり聞こえない」
などの不具合で持ち込まれる補聴器の多くは
マイクやスピーカー部分が湿気り、感度低下を起こしています
軽度の場合は
専用の機械で真空乾燥させれば改善しますが
先日持ち込まれた耳掛け形補聴器は
見た瞬間に「メーカー修理だ!」
と、判断できるほど使い込まれていました。
そして今日届いた修理見積書には
修理内容が8行に渡って書かれており
マイク部分の故障内容は「汚れ浸透」
22年間補聴器に携わっていますが
故障表現としては「劣化」「変色」「感度低下」「錆」が一般的で
「汚れ浸透」は初めてです。
結局お客様は見積金額を見て
買い換えを選択されましたが
どのような状況で使用されているのか?よーく伺い
改善策を検討しながらお渡ししようと思っています。
そうしないと毎回買い換えサイクルが短く
お客様に「怒り心頭」されそうで・・・チャンチャン(←あっ 座布団はいりませんよ(笑))


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