寂しいときに読んでます。
今日、補聴器の点検におみえになったA様(88歳女性)
お住まいは隣町で
毎回バスや電車を乗り継いでお越しいただいております。
ご来店後、まずは補聴器全体の汚れを取り除き
エアーポンプで細かいホコリなど吸い取り
最後に5分間真空乾燥させた後、音の出力状態等を確認します。
作業の合間は補聴器を装用されてませんので
ほとんど会話はないわけですが
点検作業終了後にお渡しすると
(音の違いから)毎回感動され
それと同時にもったいないほどの感謝のお言葉を頂戴します。
(認定補聴器技能者として冥利に尽きる瞬間です)
あまり雄弁な方ではないのですが
同じく補聴器の点検に見えた他のお客様と会話が弾んだせいか
今日はいつもよりたくさんのお話を聞くことができました。
(補聴器の調整には、ご使用状態等の情報が欠かせません)
そしてお帰りになる際
立ち上がりながらポツリとおっしゃっるには
「いつもお手紙ありがとう。大切にしまっておいて、寂しくなった時読んでます」
手紙とは、3ヶ月に一度お得意様にお送りしているニュースレターのこと
ご家族とは同居されておられますが色々複雑なご事情がある方なんです。
秋号の発行は少し送れていますが
この方のためにだけにも継続して送り続けよう!と
堅く誓った私です。
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いい話だな
がんばって続けて(^^)
投稿: こーりきー | 2012年10月20日 (土) 09時26分
こーりきー様 コメントありがとうございます。
そうなんです。愛おしいおばあちゃんなんです。
「寂しくなった時読んでます」
この言葉を聞いて、鼻の奥がツーンと痛くなりました。
お客様とのつながりを強く感じた一瞬
頑張って発行し続けますね!
投稿: オプトパパ | 2012年10月20日 (土) 19時30分