雪国の常識
「バッテリー上がっちゃったんだけど・・・」
そう言って閉店間際に飛び込んで来られたのは
剣道仲間(正確に言うと子供の剣道の保護者会仲間)のS婦人
早速、車にバッテリーケーブルと懐中電気を積んで
ついでにS婦人も積んで駅を挟んだ西側駐車場にGO!
雪のちらつく中、互いのボンネットを開けケーブルをつなぎ
救援車である当方のアクセルを軽くふかしてあげると
S婦人の車のエンジンも無事かかりました。
氷点下10度以下で発生する
ダイヤモンドダストの発生も珍しくない寒冷地の当地では
暖房はもちろん、リヤガラスの熱線やサイドミラーの霜取りなど
冬期はバッテリーの負担が大きく
短時間の室内灯の消し忘れや、ハザードランプの点滅でも
バッテリーが上がることがあります。
だから多くのドライバーは
バッテリーケーブルを常備してしているので対応できます。
そして当地では
スリップしている車があれば押してあげ
バッテリーの上がった車があればチャージしてあげ
側溝に落ちた車があれば
見知らぬ同志が車を降りて集まり、持ち上げて救出してあげる
(軽自動車なら4~5人でOK)
こんなボランティアがいたるところで見られます。
そして感謝された時は異口同音にこう言います
「お互い様ですから」
雪国の常識です
« 「信濃町起業塾」終了 | トップページ | 大雪の前の暖かさ »
コメント