駅まで続くシュプール
「5日の深夜から6日にかけて全国的に雪が降り
都内でも10センチ以上の積雪でしょう」
そんな天気予報に脅かされながら上京した母ですが
(あっ、意味不明の方は前日のブログを読んでくださいね!)
ご存じの通りに気温が下がらず、雨の東京で用事を終え
無事に帰宅しました
しかし朝一の電車に乗る際には少なからぬ積雪があり
駅までのわずかな距離ではありますが、母を見送りました。
駅の待合室で靴を履き替えさせ、送り出した後
新雪に残された自分たちの足跡を見ながらの帰路
私の足跡は左右に開きながら一定の歩幅で刻まれているのに対し
母のそれは二本の線となっていました。
つまり、転倒予防のため細かい歩幅で歩く上に
わずか10センチの新雪の高さ以上に足が上がらないため
スキーのシュプールのようにな線が家から駅まで続いていたんです。
容姿の変化や日常の生活ぶりから
「老い」を感じることはありますが
足跡にも反映されるとは思っていませんでした。
喜寿を越え、もうすぐ80歳になるも
一人で上京する気丈な母ですが
二本線の足跡を見て
息子としては考えることが多かった冬の朝でした。
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お母様の足跡で色々考えるネクタイさん
いつまでも、元気でいたいものです。
投稿: シェルパ頭 | 2013年2月 7日 (木) 11時52分
シェルパ頭様 コメントありがとうございます。
親がだんだんと老いていく姿は
見ていて辛いものがありますが
親孝行をできるうちに
してあげたいと強く思いました。
投稿: オプトパパ | 2013年2月 8日 (金) 09時40分