« 梅雨明け2013 | トップページ | 更新が滞っておりますが元気です! »

2013年7月 8日 (月)

最後の一投

高三の長男が出場した陸上競技の国体予選
高校生活最後の大会ということで
カミさんと一緒に応援に行きました。

投てきサークル内では
与えられた時間を上手に使って心を落ち着かせ
「お願いしまーす!」と声をかけると
後方のスタンドから同級生や後輩らが「はーい」と答えます。

後ろ向きのまま、軸足をしっかりと地に着け
片足をけり出すようにして二回ステップした後
振り向きざまに右腕を天に向かってかざすと
放たれた鉄球は放物線を描き9メートルラインを越えました。
結果は・・・残念ながら決勝には残れませんでした。

彼にとって最後の一投
中高6年間投げ続けてきた砲丸ともお別れです。

一旦フィールドを離れた後
決勝を戦っている(長野県中の)仲間を
真後ろのスタンドから見つめるその姿は
近寄りがたくもあり、たくましく思うと共に
大人の人間としての尊厳をも感じました。

大会を終え、帰宅するなり
「6年間ありがとうございました」とのこと

真っ直ぐ育ってくれました。(涙)

« 梅雨明け2013 | トップページ | 更新が滞っておりますが元気です! »

コメント

とても深くていいお話ですね。
成長した息子さんの大きさが目にうつります。

我が家の思春期絶好調の娘も、中学で砲丸をやっています。

この間の県大会の結果は、とても屈辱的で、ふがいない結果に
競技場で涙をながし、家に帰ったら、一人、枕をハンカチ代わりにし
静かに泣いていたようです。

つらい時が強くなる時、苦しい時が伸びる時。
陸上の事は全くわかりませんが、母ができることは、大会の朝、
早く起きて弁当を作ること位かな。


すばらしい、お子さんですね。さすがネクタイさん
これから受験生頑張って!!

さあけ様 コメントありがとうございます。

水泳、スキー、剣道、陸上競技
すべて個人種目のスポーツ競技ではありますが
指導者に恵まれ、仲間に恵まれ
親が知らないうちに沢山の経験や体験をしたようです。

つらい時が強くなる時、苦しい時が伸びる時。

全くその通りですね!
その姿を見て
親も成長できるし頑張れるですよね!

シェルパ頭様 コメントありがとうございます。

上の学校に行きたいらしく
盛んに「勉強しなくっちゃ」といっています。

将来の選択肢はかなり広いようですが
「家業を継ぐ」なんて言葉は残念ながら全く聞かれません。

それも人生・・・です。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 最後の一投:

« 梅雨明け2013 | トップページ | 更新が滞っておりますが元気です! »

2024年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
フォト

へっぽこ写真館

  • Img_5138300
    芸術性より記録を目的とした下手な写真ばかりですが、いつかはオプト家の家宝となることでしょう。

マイリンク

最近のトラックバック

無料ブログはココログ