勇気のジャンパー
御嶽山の噴火で死亡した小学5年長山照利(あかり)さん(11)が
発見時に着ていた(大人用の)登山用ジャンパーが
持ち主で、同じ噴火で亡くなった横浜市中区の会社員近江屋洋さん(26)の
遺族に届けられたことを、時事通信が「勇気のジャンパー」の見出しで伝えています。
以下 時事通信の文面より
近江屋さんは噴火直後、長山さんと別の女性と3人で岩陰に隠れ、女性を介して長山さんにジャンパーを着せたという。
長野県警の警察官が同日午前、横浜市栄区の近江屋さんの実家を訪れ、両親に手渡した。
ジャンパーを手にした近江屋さんの父親(65)は、「息子のものと確信しました。切迫した状態の中で、息子が女の子を守ってあげようとした勇気を褒めてあげたい。2人とも生還できなかったことは、本当に残念で残念でなりません」とコメントした。
近江屋さんは発見時、薄いジャンパーとTシャツ姿だったといい、父親は「寒くなかったのかな。頑張ったねと言ってあげたい」と話した。
同じ息子を持つ父親として涙が止まりません。
ご冥福を心よりお祈りいたします。
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