「大丈夫です!」???
日本語は常々変化していると言われていますが
最近気になるのは「大丈夫」という言葉の使いかた
通常は、転んだり失敗したりした時
周りが、その人のケガや心の落ち込みを心配してかける言葉
それが「大丈夫?」
しかし先日のこと、腕時計の電池交換のお客様が
今年大学を卒業した長女の同級生だとわかり
たまたま長女が帰省していたので
「〇〇君来てるけど顔出す(会う)?」聞くと
「まだスッピンだし・・・」
私が「会うの会わないの?」と尋ねると「大丈夫」(←会わない)との返答
そして今日腕時計のバンドのサイズ調整に見えた
20代前後の女性のお客様
会計をすまされ(他店購入品の場合手数料を頂戴しております)
私が「しなのカード(←地元のポイントカード)もご利用下さい」と言うと
「大丈夫です」とのこと
「結構です、いりません」の意味だと理解しましたが
長女の使用例と合わせて考えると
「私は私の考えで行動するからあまり干渉しないでね」とも受け取れます
曖昧な表現は日本語の特徴で有り、日本人の生き方にも共通していますが
曖昧と言うより省略のしすぎ!
「会うの会わないの?」の返答は「大丈夫」ではなく
「化粧もしていないから、お父さんうまく断って!」
ポイントカードがいらなければ
「集めていない(もっていない)ので結構です」
受け手を考えさせる簡略語の流行に危惧するオプトパパであります。
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