お引き合わせ
母のイトコに当たる方がなくなり
葬儀と御斎に出席しました。
享年91歳になられる男性の方は
私も昔から「梨の木のおじちゃん」とよび
かわいがっていただいた方でした。
ついた御斎の席は最も高い席
多分、私の祖父母が個人の仲人をした関係から
そう判断されたのでしょうけれど・・・
ところで、向かいの席に座られた紳士が席に着れるなり
「以前どこかでお会いしたような?」
「失礼ですが、信濃中のご出身ですか?お年は?」と矢継ぎ早に聞かれ
その結果わかったことは
その方は私の一年先輩で、当時大変お世話になった方
そういえば面影がしっかり残っていましたが
名字が変わられていたため気づきませんでした。
それに引き換え私は、先輩が「町のお偉いさんかと思いました」
とまで言われるほど、貫禄(←いわゆるメタボ)がついたもよう。
中学を卒業して以来、四十数年ぶりの再会で
当時の思い出や、その後の友人知人の活躍や消息
話題に事欠くことなく語り合ってしまいました。
そして、一生懸命語る先輩の姿と
中学生時代の共通の思い出がオーバーラップし
昔に戻ったような錯覚さえ思えました。
これも「梨の木のおじちゃん」のお引き合わせ
ありがとうございました。
そして安らかにお眠り下さい。
合掌
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