義父の三回忌
先週の土曜は義父の三回忌
孫である我が家の子供達も全員集合し
賑やかな法要となりました。
しかし時節柄、御斎はなく10時半から読経が始まり
お昼前にはお開き?となりました。
お客様には引き出物と共に御斎で召し上がっていただけなかった分
町内の名店「ほっこり」さんで作っていただいた折りと
地酒の「松尾」をおつけしました。
簡単ではありますが、準備が楽ではありますが何か物足りない
それは故人の話しが聞けなかったから。
本来なら御斎の席で仲人をした方(当地では「子分」さんといいます)や
実家の跡取りさん(義父はお婿さん)が笑いながら
「〇〇さん(←義父の名)が県の職員で失業対策事業をしていたときの話しだけど・・・」とか
「おじちゃん(←実家の跡取りさんの呼び方)に農業教わって・・・」とか
さらには「大好きなパチンコで負けても・・・」など
故人を偲ぶ話し、初めて聞く話、驚く話などたくさんしてくれます。
そんな話しを聞くにつれ自然と悲しみが癒え
同時に義父の家族でいられたことを誇りに思えたものです。
そして、それは十数年前に亡くなった私の父の場合も同様でした
だから法事・法要とは遺族のためにあるものだと強く感じていました
今後「新しい生活習慣」が推奨されたとしても
永遠の別れに関しては従来どおり厳粛に送り出し
そして遺族を支えるためにも何度も集う機会を設ける
そんな日本のよき風習が残ることを願います。
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朝から笑わせてもらいました。
全員集合し、賑やかな抱擁…ん?
抱擁× 法要〇 だよね。
いいお話だったのに、残念。
校正はしっかりとね
投稿: 俺だよオレ | 2020年11月10日 (火) 09時23分
俺だよオレさん!心温まる(笑)ツッコミありがとうございます。
「穏やかな抱擁」=「濃厚接触」(←この表現もいかがかと思うけど)だよね
長野の繁華街では、そんなお店で10人ものクラスターが発生してます。
まっ、お客様の平均年齢が高い当店では関係ないけど気をつけないとね!
投稿: オプトパパ | 2020年11月10日 (火) 18時04分