補聴器

2023年3月17日 (金)

補聴器の設定モード(チャンネル)に「音楽」のカテゴリーがあるんです。

当店の補聴器調整法は「積み上げ式」と言って
目標値(ターゲットゲイン)より概ね30%下げた音量からスタートさせ
徐々に音を大きくしていく調整を採用しています。

音量調整が一段落した後に行うのが音質調整で
お客様の生活環境や、言葉の聞き取り向上を目的とした音に調整します。

そして、ここまでは「静かな場所で会話をする音」としての調整ですが
この音をベースとして用途に応じた音を複数作成することができるんです。

例えば「屋外での音」「騒音下で会話する際の音」
「テレビを観るときの音」「音楽を聴く際の音」等があります。

そして昨年の暮れに補聴器をお求めいただき
順調に調整を重ねベースの音作りが完了したK様(70代男性)
「補聴器をつけて音楽を聞くと違和感があるんだよね・・・」

そこで補聴器のチャンネルに「音楽を聴く際の音」を追加し
「どんなジャンルの音楽を聞かれるんですか?」と尋ねると
「ロック系かな?」とのこと

そして「お好きなミュージシャンは?」との質問には
「イーグルス!」と即答されたので
ユーチュウブで検索し、聴いていただいたのがこのアルバム

Photo_20230317180301

結果はもちろん「スゴイ!今までの音とぜんぜん違う!」

補聴器の設定モード(チャンネル)を変えると
言葉だけでなく「音楽」も聞きやすくなるんです!

2023年3月 9日 (木)

認定補聴器技能者資格の更新

補聴器販売の公的資格
「認定補聴器技能者」の更新が無事完了し
本日、資格証書と技能者カードが届きました

Img_88872

毎回、資格更新のあたっては
自分が調整した複数のお客様のフィッテイングデーターと
それをチェックいただいた耳鼻科の補聴器相談医の先生の推薦状が必須となり
それを厚生労働省の外郭団体「テクノエイド協会」の補聴器専門家が審査し
調整が適切であると認められないと再提出となり
場合によっては資格を失うことになります

何はともあれ

とりあえず

今晩は

乾杯かな?(笑)

( ^^)/▽☆▽\(^^ ) カンパーイ!

ひやぁぁぁぁぁぁ...!!! うめぇぇぇぇぇぇ...!!!

2023年1月12日 (木)

一生懸命が心を打つ

当店の補聴器の担当セールスさんが
エリアマネージャーさんと一緒に来店され
最近の販売動向の説明とともに
測定機器の調整とメンテナンスと合わせ
他店の販売方法など紹介していただきました。

業界内で「売らんかな」的セールスが多い中
販売店の長所を伸ばし弱点の補う対応に感謝しています。
だからというわけではありませんが
当店もチラシや便利なメンテナンスグッズなどの情報を提供しています。

年の差が3回りもあり自分の子供に近い年齢の担当者さんですが
一言で言うと「一生懸命」な担当者さん。
年を重ねると小手先での商売、話術で買わせる商売に走りがちですが
「ひたむきさ」が人の心を打つことを改めて知らされた今日であります。

2022年10月20日 (木)

認定補聴器技能者資格の更新

補聴器調整のプロフェッショナルの証である「認定補聴器技能者」

20年前に取得して現在にいたっていますが
この資格、5年毎の更新なんです

それも最近の補聴器調整2例の調整報告書を作成し(年々難易度がアップしています)
お世話になっている「補聴器相談医」の耳鼻科先生にご高覧いただき
判子を頂戴した後に厚生労働省の外郭団体「テクノエイド協会」に提出し審査いただく

運転免許のように講習会を受ければ更新できる資格ならいいんですが
医療機器である補聴器の場合は
厚生労働省の管理下にあるため資格の取得も更新も結構難しいんです。

そんなわけで、提出書類の作成に頭を悩ませ、そして時間を取られ
ブログ更新の遅れを言い訳するオプトパパであります。

2022年6月10日 (金)

電池交換ストレスのない「充電式の耳穴型補聴器」が大好評

今年の2月に発売された
「充電式の耳穴補聴器」が好評です。

ケース自体が充電器になっていて
使用後は赤(右耳用)青(左耳用)の窪みに挿入すると
自動的にスイッチが切れ充電が開始されます。

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急速充電30分で6時間
4時間のフル充電で28時間利用することができます。

補聴器用の電池の大きさは5.5ミリからは8ミリ弱と大変小さく
「摘まむのも大変」とおっしゃる高齢者の方も多く
また冬期は電池の消耗も早いため交換頻度も増えます。

しかし充電式だと電池交換のストレスもなく
充電時の電気料も月数円(確か3円程度)

従来の充電式補聴器は耳掛け式のみでしたが
コロナ禍においてマスクを外す際補聴器も外れてしまう
という不便さから耳穴式補聴器の需要が高まり
満を持しての「充電式耳穴補聴器」の登場です。
きっと充電式補聴器は今後の主流となることでしょう。

2021年11月 8日 (月)

予約日は天気次第

昨日の日曜は「立冬」
いよいよ冬を意識する時期になりました。
しかし今日の最高気温は昨日より7度高く
いわゆる「小春日和」の1日

そんな事から補聴器のクリーニングや点検の予約日を
「11月初旬の天気のよい日」とされていたお客様3名にご来店いただきました。
なぜ天気のよい日かというと、当店まで徒歩や自転車で起こしになられるため
なりべく足下のよい日(高齢者の方の転倒予防)を予約日としています。
当然お待たせしないよう、他のお客様とバッティングしないよう
お電話をいただいてのご来店です。

そしてこれからの季節は路面の凍結や吹雪による「ホワイトアウト」
視界が白一色となり、方向・高度・地形の起伏が識別不能となる現象)
も考慮し、全てのご予約客様に対し「運転に支障がありそうなお天気の時は
遠慮無くご予約キャンセルください。ドタキャンもOKです」と申し上げています。
雪国での運転や歩行は時として命にかかわることもありますから・・・

2021年8月18日 (水)

俺たち太鼓持ちかよ!(笑)

本日、初めての補聴器をご購入いただくK様(80歳女性)
娘婿のK氏と一緒に再度ご来店いただきました。

このK氏は古くからの友人でとても楽しい方。
義母様がご自宅で当店のチラシをご覧になり
補聴器購入を相談したところ直ぐ迎えに行かれ
初回の検査の段階から連れ添っていただいています

そして今日はオーダーメイド補聴器の引き渡し日
マスクとフェイスシールドを装着した私が右に座りK氏は左の席

私が当店自慢のオリジナル取説を使用して説明をはじめると
K氏が即座にフォローしてくれます。
特に補聴器のはめ外しや、最初は面倒な電池交換など
私以上に丁寧に、そして上手にできたときには褒めながら

私もそれに合わせ
「K様スゴイですね!最初からこんなにできる人めづらしいですよ!」
するとK氏も「義母さん、さすが!完璧!100点」

するとK様が真顔でポツリと一言「声が大きい」
K氏と私、思わず顔を見合わせ「俺たち太鼓持ちかよ!」と大笑い

おかげで場はすっかり和み、順調に説明と引き渡しができました。
K氏、いやマーちゃんありがとう!

2021年6月 1日 (火)

補聴器選びは、お店選びから。

6月6日の「補聴器の日」を前に
両面カラー印刷の補聴器チラシが完成し明日折り込まれます。
(チラシ配布対象外の地域にお住まいの方は
 PCの場合画像をクリックいただくと読める程度に拡大します)  

A面は6月6日は、なぜ補聴器の日か?から始まり
私の補聴器に対する思いと
補聴器をご利用いただくまでの流れをイラストで説明

Vol8a

B面は補聴器の調整方法がメインです。

Vol8b

ひな形に修正を加え今回で8号となります。
ご意見ご感想お待ちしております。
(ご来店が1番嬉しいです(^o^)

2021年5月 7日 (金)

すぐやれば直ぐ終わる

当店の補聴器販売スタイルは
「お客様と二人三脚で音造り(音探し)」すること

だから補聴器の調子がよい場合でも
2~4ヶ月毎にご来店いただき
清掃と点検と音質音量調整をしています。

ところでお客様の補聴器は多種多様で
電池も4種類あればPCとの接続方法も3通りあります。
その都度カルテをひっくり返したり現物を見て確認してますが
その作業を簡素化し接客スピードを上げられないかと考え
作製したのが下のスタンプ(PCの方は画像クリックで拡大されます)

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左から①お客様の嗜好品(コーヒーORお茶)
②使用電池の種類 ③パソコンとの接続方法(インターフェイス)
④補聴器の乾燥方法(シリカゲルOR機械乾燥)
そして⑤リモコンやボタンスイッチが装備されているかどうか
これで調整がスムーズに行え、そしてスマートに接客できます。

スタンプ利用のアデアを思いついてから半年
内容決定に三日 作製に二日(なんせ「明日来る」さんですから  笑 )
すぐやれば直ぐできたのに・・・

そこで本日のご教訓(友人からのパクりですが)

「すぐやれば直ぐ終わる 後回しにするとなかなか終わらない」

2021年3月26日 (金)

やっちまった!

昨日のブログで
「気分新たに新年度を迎えよう!と自分に気合いを入れるオプトパパであります。」
と書きながら、本日午前11時の店内には3組6名の予約のお客様がおられました。

そうトリプルブッキング! やっちまった!

3組のうち一組のお客様は「30分あれば大丈夫だろう」と
店の都合で10時半予約をお受けし、定時にご来店いただくも
諸事情により対応に手間取り大幅な時間オーバー
残りの二組のお客様は本日11時のご来店予約で同時に入店され
絵に描いたようなダブルブッキング

コロナ禍ということもあり、それぞれ離れてお座りいただき
事情を説明し同時進行で作業を進めましたが、皆様ニコニコ顔で
「昔、狂言師の和泉元彌もそんな事やったよね!」と話が盛り上がり
その間に対応を済ませご勘弁願いました。

通常は午前2組午後3組を上限に
補聴器の販売と調整、新規メガネの予約をとらせていただいております。
特に補聴器調整は「予約カード」まで作製し万全の体制で臨んでいますが
予約変更の電話を受けておきながら
店の予約スケジュールを書き換えなかったことが今回の原因

作業場の整理整頓も大切ですが、予定や情報の管理も重要だと
あらためて思い知った今日のトリプルブッキングです。

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    芸術性より記録を目的とした下手な写真ばかりですが、いつかはオプト家の家宝となることでしょう。

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